【PR】 短時間で正確に、大量に覚える記憶術
|
物上代位性
ぶつじょうだいいせい |
物上代位性とは、担保目的物の売却代金請求権や滅失・損傷に伴う
損害賠償請求権など、目的物が形を変えて残っている価値の上にも
効力が及ぶとする担保物件の性質のこと。
ただし、物上代位を行うためには、担保物件者は、金銭等の払渡し
または引き渡し前に、目的物の変形物である請求権を差し押さえる
必要がある。
【例】
例えば、抵当建物が放火で焼失した場合、その建物に火災保険が
かけられていた場合、火災保険金請求権の上に抵当権の効力が及ぶ。
ただし、物上代位するためには、保険金が家主に支払われる前に
保険金請求権を差し押さえておかなければならない。
|